ダッジ・バイパーの新型が2020年にミッドシップで復活を計画中!?
2019/03/16
550ps級の自然吸気V8搭載
ダッジ・バイパーは、初代のデビューから30周年となる2020年に、V10ではなくV8を搭載して復活する見込みだ。
カー&ドライバーによれば、エントリーレベルには550ps程度の自然吸気ユニットが搭載されるとのことだ。
しかし、今後の「ヘルキャット」シリーズと共通となる700ps級のV8がトップグレードに設定されると予想される。
このエンジンは現在FCAグループで使われている「ヘミ」エンジンの後継となる新設計のアルミ製V8だ。
バイパーは今までの特徴的なデザインを継承するため、フロントエンジン・リアドライブのレイアウトが濃厚だ。
先代よりもパワーダウンしているのは、軽量化が優先されたということだろう。
アルミ製スペースフレームやカーボン性ボディが想定されるが、昨年バイパーの工場が閉鎖されたことから製造は外注される可能性が高い。
当初はコンバーチブルのみ
この新型バイパーは最初コンバーチブルとしてデビューし、後からクーペ版が追加される見込みだ。
さらにその後、2016年のハードコア版であるACRのような700ps級のグレードも登場するだろう。モータースポーツ仕様の追加により、ダッジのGT3への復帰も期待できる。
バイパーの英国への正規導入は期待できないが、業者を通じて少量が輸入されることは確かだろう。
米国での価格はライバルとの兼ね合いを考えると9万ドル(985万円)程度になると予想される。
シボレー・コルベットがミドエンジンに変更されることから、バイパーはこの市場でより独自の立ち位置を手に入れることになる。
純粋主義者にとっては、バイパーがマニュアル・ギアボックスを採用する可能性が高いことも歓迎に値するだろう。
FCAグループのセルジオ・マルキオンネCEOの合理主義を考えると、バイパーのような利益率の低いモデルの復活は意外な決断だ。
出典:https://www.autocar.jp/news/2018/05/29/292991/
ミッドシップモデルで復活!?
ミッドシップ計画の真偽は
2017年に生産が終了した米スポーツカーの代表モデル、ダッジ『バイパー』がミッドシップモデルで復活するという情報を入手した。
Spyder7スクープ班では
早速CGデザイナーのRain Prisk氏の協力を得て、予想CGを入手した。
「バイパー」は、1989年にコンセプトモデルが登場。
その後1991年に市販型が発売された。
当時人気絶頂のシボレー『コルベット』の対抗馬として市場に投入され、2008年には『バイパーSRT-10 ACR』が、7分22秒1で、ニュル市販車最速キングの称号を得ている。
FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)の前CEO、セルジオ・マルキオンネ氏は以前、この噂を完全否定したが、現在でも人気に衰えが見られず、一転復活の可能性もあるようだ。
新型の予想CGでは、バイパーの特長であったロングノーズは持たず、サイドにはミッドシップらしく大きなエアスクープを装備し、コンパクトなボディシルエットが見てとれる。
新型モデルには、これまで『チャレンジャーSRT』のハイスペックモデル「ヘルキャット」の6.2リットルV型8気筒をアップデートしたものが予想されていたが、今回は4.2リットルV型8気筒のダウンサイジング・ツインターボエンジンとされ、最高出力は650ps程度が予想されている。
出典:https://response.jp/article/2018/12/09/317003.html